スペイン・ラ・リーガ第6節、アトレティコ・マドリード対ラージョ・バジェカーノの試合が現地時間24日に行われ、アトレティコが3-2で勝利した。この試合では、アトレティコに所属するFWフリアン・アルバレスがハットトリックを記録してチームの勝利に大きく貢献している。

アルバレスが圧巻の活躍

【写真：Getty Images】

　開幕から5試合を終えて、1勝3分1敗となかなか勝ちきれない状況が続いているアトレティコ。チームを率いるディエゴ・シメオネ監督は、DFロビン・ル・ノルマン、MFコナー・ギャラガー、FWアントワーヌ・グリーズマン、アルバレスらを先発に起用した。

　15分、アトレティコはアルバレスの得点で先制に成功する。しかし、前半アディショナルタイム、DFペップ・チャバリアに同点ゴールを決められてしまう。さらに、77分には、途中出場のMFアルバロ・ガルシア・リベラにゴールを許し、逆転されてしまった。

　迎えた80分、FWジュリアーノ・シメオネの放ったシュートのこぼれ球をアルバレスが押し込み、アトレティコが2-2の同点とした。そのまま引き分けに終わるかと思われた88分、アルバレスがチームを勝利に導く逆転弾を決めている。

　ジュリアーノからのパスを受けたアルバレスは、ペナルティエリア手前から強烈なミドルを放ち、ゴール右上隅に突き刺した。ハットトリックを達成したアルバレスの活躍により、アトレティコが3-2でラージョに勝利している。

　次節は26日に行われ、アトレティコはレアル・マドリードとの“マドリード・ダービー”に臨む予定だ。