2025年のバロンドール授賞式が現地時間22日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWウスマン・デンベレがバロンドールを初受賞した。英メディア『Planet Football』は24日に、来年のバロンドールに最も近いのは誰なのか、現時点での“パワーランキング”を発表している。
来年のバロンドールを受賞するのは誰だ
【写真:Getty Images】
5位にランクインしていたのは、ラ・リーガのバルセロナで活躍するスペイン代表MFペドリだ。4位には、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティに所属するノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドの名前を挙げている。
ハーランドについては、「(25年のバロンドールでは26位)来年、また同じような順位であれば驚きだ。今シーズンは素晴らしいスタートを切っている。また、彼の活躍もあり、ノルウェー代表は98年大会以来となるW杯出場に近づいている」と、クラブ、そして代表でも活躍していることを高く評価した。
3位には、ドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンでプレーするイングランド代表FWハリー・ケインが名を連ねた。2位には、若手版のバロンドールとも言える「コパ・トロフィー」を2年連続で受賞したバルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルがランクインしている。同メディアは、「25年のスタートは負傷で妨げられたが、その後はより安定したパフォーマンスを発揮している。春以降に関しては、真のワールドクラスのレベルにまでステップアップしたことを証明した」と、ヤマルが2位の理由を説明した。
そして、現時点のランキングでトップに立っていたのは、レアル・マドリードに所属するフランス代表FWキリアン・エムバペだ。
同メディアは、「昨季は、タイトルを獲得できなかったのでバロンドールの候補にはならなかった」と前置きし、「シャビ・アロンソ監督の下で最高のスタートを切った。エムバペはゴール以上の貢献を果たしている。彼が世界最高の選手の一人であることに疑いはない。問題は常にチーム全体の状況にあった。それが改善されたのであれば、彼を止めることは不可能だろう」と、チームがタイトルを獲得した場合、バロンドールの有力候補であることは間違いないと強調した。