「この感動をクレモナの街全体と…」
地元出身で88歳のオーナー、ジョヴァンニ・アルヴェディは、「大きな喜びだ。この節目を困難かつ感動的なアウェイ戦で達成できたことで、その喜びは一層深まった。この感動をクレモナの街全体と分かち合いたい。
この結果は、常に我々クレモネーゼを特徴づけてきたチームスピリットと日々の努力の結晶だ。選手、スタッフ、幹部、協力者といった、卓越したグループによる日々の働きによるもの。皆に心から感謝している」とコメントし、歓喜した。
昇格決定から12日後の6月13日、クレモ(クレモネーゼの愛称)は、ジョヴァンニ・ストロッパ監督との契約更新を見送った。
24/25シーズンは、第7節から1分け1敗で順位を7位に落とすと、指揮官の座を解任。エウジェニオ・コリーニを新監督に任命した。しかし、第12節から2連敗を喫すると、コリーニが退任し、再びストロッパが呼び戻されることとなった。
指揮官交代が繰り返された苦しいシーズンの末での昇格だった。また、ストロッパは、クロトーネとモンツァをセリエA昇格に導いたが、いずれもシーズン途中に成績不振により解任されている。
24/25シーズン中の戦いぶりと過去の実績が考慮されての契約満了に伴う退任だったと判断できる。