スペイン・ラ・リーガ第7節、アトレティコ・マドリード対レアル・マドリードの試合が現地時間27日に行われ、アトレティコが5-2で勝利した。この試合では、アトレティコに所属するFWフリアン・アルバレスが2ゴールの活躍を見せて、“マドリード・ダービー”での勝利に大きく貢献している。
アルバレスが2Gと躍動
【写真:Getty Images】
開幕から2勝3分1敗となかなか勝ちきれない状態だったアトレティコが、全勝中のマドリーをホームに迎えての一戦。チームを率いるディエゴ・シメオネ監督は、DFロビン・ル・ノルマン、MFパブロ・バリオス、FWアレクサンデル・セルロート、アルバレスらを先発に起用した。
14分、アトレティコはル・ノルマンのゴールで先制に成功する。しかし、直後の25分、FWキリアン・エムバペに得点を許し、あっさりと追いつかれてしまった。さらに、36分にはMFアルダ・ギュレルにゴールを決められてしまう。
迎えた前半アディショナルタイム、MFコケのクロスにセルロートが合わせて、アトレティコが追いついた。後半に突入すると、51分にはPKを獲得。アルバレスがこれを冷静に沈めて、再びアトレティコが3-2とリードした。
63分、アルバレスが追加点を決める。ペナルティエリア手前やや左の位置でフリーキックのチャンスを得ると、ジャンプした壁の上を越す軌道で直接ネットを揺らし、リードを2点に広げた。GKティボー・クルトワも必死に飛びついたが、止めることは難しい芸術的な軌道のFK弾だ。後半アディショナルタイムには、FWアントワーヌ・グリーズマンがダメ押しとなる5点目を決めて、アトレティコが5-2で勝利している。