明治安田J1リーグ第32節、ヴィッセル神戸対清水エスパルスの試合が27日に行われ、神戸が2-1で勝利した。この試合では、神戸に所属するDF酒井高徳が後半アディショナルタイム(後半AT)に劇的な決勝ゴールを決めて、チームに勝利をもたらした。
酒井高徳が劇的な決勝ゴールを決める!
【写真:Getty Images】
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首位を走る鹿島アントラーズとは、わずか「4」ポイント差の神戸。3連覇に向けて負けられない一戦で、チームを率いる吉田孝行監督は、DFマテウス・トゥーレル、MF扇原貴宏、FW大迫勇也らを先発に起用した。
前半はボール支配率60%とやや神戸がゲームを優勢に進めていたものの、先にスコアを動かしたのは清水だ。40分、左サイドでボールを受けたDF山原怜音がゴール前にクロスを送ると、これにMF小塚和季が合わせて、清水が先制する。
リードされた神戸は、65分にMF鍬先祐弥が同点ゴールを決めて追いつくことに成功した。75分には、FW武藤嘉紀、大迫らが連続でシュートを放つも決めきることができず。引き分けのまま試合は終了するかと思われたが、後半ATに酒井が執念のゴールを決めた。
相手DF2人と競り合いながらも、MF小松蓮が清水陣内深い位置でうまくこぼれ球を回収することに成功した。ボールを持った小松は、ゴール前にグラウンダーのクロスを送る。すると、ボックスの外から走り込んでいた酒井が、スライディングシュートでネットを揺らし、逆転に成功した。
そのまま試合は終了し、神戸が2-1で勝利している。同日に行われた試合で鹿島が勝利したので、首位との差は「4」のまま今節を終えた。