セリエA第5節が現地時間28日に行われ、レッチェはホームでボローニャと対戦し、2-2で引き分けた。ミランからレンタル移籍の17歳FWフランチェスコ・カマルダが、アディショナルタイムに同点ゴールを叩き込み、チームを引き分けに導いている。
17歳カマルダがセリエA初ゴール!
レッチェは1-2とリードを許しながら、後半アディショナルタイムを迎える。敗戦が濃厚となる中、CKを得るとGKヴラディミーロ・ファルコーネも相手ゴール前に攻め上がり、最後の攻撃を仕掛けた。すると67分から途中出場していたカマルダが、相手のマークを振り切り、頭で豪快にネットを揺らす。トップリーグデビューから3シーズン目で、待望のゴールを記録し、ユニフォームを脱ぎ捨てて、チームメイトたちと共に喜びを爆発させた。
カマルダはこの試合の最優秀選手に選出。また、イタリア紙『ガッゼッタ・デッロ・スポルト』もこの試合最高の「7.5」をつけて、「黄金の少年、ヘディングで2-2とした:すでに大人のような少年。冷静さをもって、レッチェが主導権を握った試合で自らの印を刻んだ。『来た、見た、勝った』。それは一瞬の出来事だった」と評している。
カマルダの同点弾で引き分けに持ち込んだレッチェだが、今季はまだ白星がなく、2分け3敗の勝ち点2で最下位に沈む。次節は4日で、日本代表GK鈴木彩艶が所属するパルマと対戦する。
