フットボールチャンネル

フォーカス 2か月前

森保さんお願いします! サッカー日本代表に呼んでほしい選手5人。10月シリーズで見てみたいのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 10月の国際親善試合(パラグアイ戦、ブラジル戦)に臨むサッカー日本代表の最新メンバーが2日に発表される。FIFAワールドカップ26開催まで残り1年となり、競争もより激しくなるだろう。その中で、果たして誰が選ばれるのか。今回は、10月シリーズの日本代表に推薦したい5人を紹介する。[1/5ページ]

FW:伊藤達哉(いとう・たつや)

川崎フロンターレFW伊藤達哉
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年6月26日
所属先:川崎フロンターレ
2025リーグ戦成績:30試合10得点3アシスト

 2025シーズンの明治安田J1リーグにおいて高い決定力を示しているアタッカーの1人が伊藤達哉である。

 30試合で10得点という数字は、11得点の宮代大聖(ヴィッセル神戸)に続く日本人選手2番手の成績。森保ジャパンの攻撃陣に新風を吹き込む存在として、今季の伊藤には期待を抱かずにはいられない。

 柏レイソルユースで育成を受けた伊藤は、キャリアの大部分を欧州で過ごしてきた。

 通学していた日本体育大学柏高等学校を早期卒業してハンブルガーSV(ドイツ)に加入すると、U-23チームでレギュラーを獲得。2017年9月にはトップチームデビューも飾り、酒井高徳と共演した。

 その後はシント=トロイデン(ベルギー)とマクデブルクでプレーし、今年1月には川崎フロンターレに完全移籍。27歳にしてJ初参戦を果たした。

 先に述べたように、伊藤は加入1年目にしてゴールを量産し、“ゴールが取れるウイング”として川崎の攻撃を力強くけん引している。

 現在はリーグ戦2試合連続ゴール中。直近10試合で8ゴールを叩き出しており、まさに無双状態が続いている。

 森保ジャパンでは三笘薫や堂安律、伊東純也、中村敬斗らがウイングの役割を担ってきた。ここに伊藤を加えて攻撃面の迫力を増幅させるプランは検討する価値があるだろう。

 最も、これまで森保ジャパンで採用されてきたウイングバックシステムに純粋なウイングタイプの伊藤をそのまま当てはめるのは得策ではない。

 今年9月のアメリカ合衆国遠征で試した4-2-3-1を本格導入するのであれば、川崎で同じシステムを経験している伊藤の存在価値は自ずと高まるはずだ。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!