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えぐい稼ぎ…。欧州日本人、高額年俸ランキング6〜10位。クラブから高く評価されているのは?【2025年最新版】

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 かつて日本人選手の海外挑戦は、それ自体が一種のステータスと見なされる側面もあった。しかし、時代は変わり、もはや欧州クラブに所属する“だけ”では高い評価は得られない。今回は、欧州5大リーグでプレーする日本人選手たちの最新年俸をランキング形式で紹介する。※年俸は『Capology』、各スタッツは『transfermarkt』を参照。データは9月29日時点。[2/5ページ]

9位:遠藤航(えんどう・わたる)

リヴァプールMF遠藤航
【写真:Getty Images】

生年月日:1993年2月9日
推定年俸:301.6万ユーロ(約5億1265万円)
所属クラブ:リヴァプール(イングランド)
25/26リーグ戦成績:3試合0ゴール0アシスト

 サッカー日本代表のキャプテン、遠藤航はイングランドのリヴァプールで推定301.6万ユーロ(約5億1265万円)の年俸を受け取っており、欧州5大リーグの日本人選手の中で9位の高年俸となっている。

 遠藤は2023年夏、ドイツ・シュトゥットガルトからリヴァプールに移籍。これにより、年俸は66万ユーロ(約1億1220万円)から約5倍に増加した。

 世界的な名門クラブであるリヴァプールにおいて、遠藤は常時先発というわけではないが、着実に信頼を勝ち取っている。

 加入初年度はリーグ戦29試合に出場し、シーズン途中からは要所での起用が増加した。

 ユルゲン・クロップ監督が退任してアルネ・スロット監督が就任した2024/25シーズンはさらに出場機会が減ったものの、リーグ戦20試合に出場。

 主に試合の終盤に投入され、持ち前の安定感とデュエルの強さを武器に、“クローザー”として仕事を全うし、プレミアリーグ制覇に貢献した。

 今シーズンも引き続き控えとして起用される傾向にあり、ここまでリーグ戦3試合に出場。開幕節のボーンマス戦では、プレミアリーグでの初アシストも記録している。

 リヴァプールでは、今夏加入したDFジョヴァンニ・レオーニが負傷により長期離脱を余儀なくされた。

 英メディア『アスレティック』は、センターバックの駒不足対策として、遠藤を最終ラインで起用することも検討していると伝えており、その汎用性の高さも評価されている。

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