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えぐい稼ぎ…。欧州日本人、高額年俸ランキング6〜10位。クラブから高く評価されているのは?【2025年最新版】

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 かつて日本人選手の海外挑戦は、それ自体が一種のステータスと見なされる側面もあった。しかし、時代は変わり、もはや欧州クラブに所属する“だけ”では高い評価は得られない。今回は、欧州5大リーグでプレーする日本人選手たちの最新年俸をランキング形式で紹介する。※年俸は『Capology』、各スタッツは『transfermarkt』を参照。データは9月29日時点。[4/5ページ]

7位:町田浩樹(まちだ・こうき)

ホッフェンハイムDF町田浩樹
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年8月25日
推定年俸:377万ユーロ(約6億4090万円)
所属クラブ:ホッフェンハイム(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:1試合0ゴール0アシスト

 町田浩樹は、今夏の移籍市場でベルギーのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)からドイツのホッフェンハイムに加入した。

 推定377万ユーロ(約6億4090万円)の年俸は、欧州5大リーグの日本人選手では7位、ホッフェンハイムではチーム内2位タイの高水準となっている。

 町田は2022年1月に鹿島アントラーズからユニオンSGに期限付き移籍で加入し、1年半後に完全移籍に切り替わった。

 期限付き期間の年俸は推定23万ユーロ(約3910万円)、完全移籍後は同推定50万ユーロ(約8500万円)とされる。

 2024/25シーズンにはクラブのリーグ優勝に大きく貢献し、今夏に移籍金475万ユーロ(約8億750万円)でホッフェンハイムへとステップアップ。年俸は約7.5倍に跳ね上がった。

 しかし、ホッフェンハイムでは出だしでつまずいた。

 ブンデスリーガデビュー戦で左膝前十字じん帯を断裂して途中交代となり、長期離脱が確定。クラブにとっても、期待の新戦力を欠く大きな痛手となっている。

 町田にとってはW杯出場も視野に入る重要な時期だけに、この負傷は極めて深刻だ。それでも、すでに前を向いている。

 自身のSNSでは、2017年にJリーグデビュー2試合目で負った前十字じん帯断裂を回想し、「『あの怪我がなければ…』違う。あの怪我があったからブンデス、日本代表にまで辿り着いた。なら今回も変わらない」と綴り、「おれはまだまだここからっす」と再起への強い意志を示した。

 苦境から這い上がる町田の復活劇にも、大きな期待がかかる。

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