昨季は無冠に終わり、雪辱を期すべくシャビ・アロンソ新監督を招聘したレアル・マドリード。その中で最も高額な給与を手にしているのは誰なのか。今回は、レアル・マドリードの最新推定年俸ランキングを紹介する。※最新推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月30日時点[2/5ページ]
4位:ジュード・ベリンガム(イングランド代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:2003年6月29日
推定年俸:2083万ユーロ(約35.4億円)
24/25リーグ戦成績:31試合9得点9アシスト
レアル・マドリードで4番目の年俸を受け取るのは、ジュード・ベリンガムだ。推定年俸は2083万ユーロ(約35.4億円)となっている。
2023年夏、マドリーに加入したベリンガムは開幕から4試合連続ゴールを挙げる活躍で、瞬く間にマドリディスタの心を掴んだ。
第11節のバルセロナとのアウェイゲームでは、ビハインドで迎えた後半にペナルティエリア外から右足を振り抜き、強烈なミドルシュートを叩き込むと、試合終了間際にも勝ち越しゴールを決め、衝撃のクラシコデビューを飾った。
加入1年目は、ゴールに近いポジションでプレーしていたこともあり、終わってみればリーグ戦で19得点を挙げるなど、ストライカーとしての潜在能力も存分に発揮し、ベリンガムの名を一気に世界に轟かせた。
しかし、昨季は、キリアン・エムバペの加入によりチーム戦術が変化。バランスを取る役割や守備への貢献を求められる場面が増え、得点数は前年の半分以下となる9得点にとどまった。
それでも中盤から攻撃を組み立てる能力や守備面での献身性は一段と際立ち、チームに不可欠な存在であることを改めて示している。
貫禄十分で完成度の高い選手ではあるが、まだ22歳と若く、これからどのような成長曲線を描くのかは未知数の部分も多い。
ゲーム全体を支配する司令塔としての役割も期待され、将来的な年俸アップも十分に考えられる。