昨季は無冠に終わり、雪辱を期すべくシャビ・アロンソ新監督を招聘したレアル・マドリード。その中で最も高額な給与を手にしているのは誰なのか。今回は、レアル・マドリードの最新推定年俸ランキングを紹介する。※最新推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月30日時点[4/5ページ]
2位:ダヴィド・アラバ(オーストリア代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1992年6月24日
推定年俸:2250万ユーロ(約38.2億円)
24/25リーグ戦成績:7試合0得点0アシスト
推定年俸ランキングで2位にランクインしたのは、ダヴィド・アラバだ。
2021年夏にレアル・マドリードに加入した際、市場価値は5500万ユーロ(93.5億円)に達しており、フリー移籍で契約した選手としては史上最高額の価値を持つ存在だった。
バイエルン・ミュンヘンでは公式戦431試合に出場。サイドバックやセンターバック、さらには中盤でのプレーもこなし、通算33得点55アシストを記録という驚異的な成績を残しクラブの黄金期を支えた。
マドリー移籍後はセルヒオ・ラモスの後継者として主にセンターバックを務め、加入1年目から公式戦46試合に出場するなど存在感を見せ、ラ・リーガとUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の2冠達成に大きく貢献した。
しかし、2023年12月のビジャレアル戦で左膝の前十字靭帯断裂の大怪我を負い、1年以上の離脱を余儀なくされる。
懸命なリハビリを経て、2025年1月に復帰を果たしたものの、昨季はわずか7試合の出場にとどまった。
今季はシャビアロンソ新監督のもとでポジション争いに挑んでいるが、ここまでリーグ戦の出場は2試合、計10分のみ。
クラブ内で2位の年俸2250万ユーロ(約38.2億円)を手にするものの、そのパフォーマンスは見合っているとは言い難い。
契約は今シーズン限りで満了予定となっており、かつてフリー移籍で大きな注目を集めた名手のマドリーでのキャリアは終焉を迎えつつある。