昨季は無冠に終わり、雪辱を期すべくシャビ・アロンソ新監督を招聘したレアル・マドリード。その中で最も高額な給与を手にしているのは誰なのか。今回は、レアル・マドリードの最新推定年俸ランキングを紹介する。※最新推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月30日時点[5/5ページ]
1位:キリアン・エムバペ(フランス代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1998年12月20日
推定年俸:3125万ユーロ(約53.1億円)
24/25リーグ戦成績:34試合31得点3アシスト
レアル・マドリードで最も高額な年俸を受け取るのは、今や絶対的エースへとなったキリアン・エムバペだ。
昨季、長年の夢を叶えてフリー移籍でマドリーに加入したエムバペはラ・リーガ開幕から3試合ノーゴールで批判を浴びたものの、最終的には公式戦59試合で44得点を叩き出し、ラ・リーガ得点王に輝いた。
今季は、クラブのレジェンドであるルカ・モドリッチが退団したことで背番号10を継承し、その重みを感じさせない堂々たるパフォーマンスでマドリディスタを魅了している。
ここまでリーグ戦7試合で8得点を記録しており、2年連続の得点王も十分射程圏内だ。
パリ・サンジェルマン時代には、7200万ユーロ(約122億円)の年俸を受け取っていたが、マドリーではサラリーキャップ制度(チームの年俸総額に上限を設ける仕組み)やクラブの給与バランスの方針により、半分以下の3125万ユーロ(約53.1億円)に抑えられている。
それでも移籍を熱望したエムバペは減額を受け入れ、その代わりに契約には1年ごとにおよそ4000万ユーロ(約68億円)に及ぶボーナスが盛り込まれた。
結果として、実際には年間7000万ユーロ(約119億円)近い報酬を得ている。
ピッチ上での圧倒的な影響力を考えれば、この巨額も決して過大ではない。
むしろ、いまのエムバペは白い巨人の象徴として、その価値を証明し続けている。
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