昨季は無冠に終わり、雪辱を期すべくシャビ・アロンソ新監督を招聘したレアル・マドリード。その中で最も高額な給与を手にしているのは誰なのか。今回は、レアル・マドリードの最新推定年俸ランキングを紹介する。※最新推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月30日時点[2/5ページ]
9位:アントニオ・リュディガー(ドイツ代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1993年3月3日
推定年俸:1458万ユーロ(約24.7億円)
24/25リーグ戦成績:29試合0得点1アシスト
推定年俸ランキングで9位となったのは、アントニオ・リュディガーだ。その額は1458万ユーロ(約24.7億円)と推定されている。
2012年にシュトゥットガルトでトップチームデビューを果たしたリュディガーは、2015年夏にローマへ移籍。持ち前のフィジカルを活かした対人守備で存在感を示し、その後チェルシーへと活躍の場を移す。
2020/21シーズンにはフランク・ランパード監督との確執から出場機会を失うも、シーズン途中に就任したトーマス・トゥヘル監督のもとで復活する。
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝に大きく貢献し、世界屈指のセンターバックとしての地位を築きあげた。
5年間過ごしたチェルシーを退団後、2022年夏にレアル・マドリードへ移籍。加入直後からレギュラー争いに加わり、セルヒオ・ラモスやラファエル・ヴァランが去った後の最終ラインを支える存在となった。
近年は大きな怪我もなく安定して出場を重ねている一方、昨季バルセロナと対戦したコパ・デル・レイ決勝では、判定に不満を示して主審に物を投げつけ、6試合の出場停止処分を受けるなど、気性の荒さが課題とされる場面も目立つ。
それでもクラブ内でも上位に位置する高額年俸は、レアル・マドリードにおける守備の大黒柱としての信頼の証と言える。
豊富な経験と安定感を備えるリュディガーには、今季も白い巨人の鉄壁を支える役割が求められている。