昨季は無冠に終わり、雪辱を期すべくシャビ・アロンソ新監督を招聘したレアル・マドリード。その中で最も高額な給与を手にしているのは誰なのか。今回は、レアル・マドリードの最新推定年俸ランキングを紹介する。※最新推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月30日時点[3/5ページ]
8位:ティボー・クルトワ(ベルギー代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1992年5月11日
推定年俸:1500万ユーロ(約25.5億円)
24/25リーグ戦成績:30試合29失点
推定年俸ランキングで8位となったのは、ティボー・クルトワだ。推定年俸は1500万ユーロ(約25.5億円)となっている。
2011年夏、895万ユーロ(約15.2億円)の移籍金でヘンクからチェルシーに加入すると、すぐにアトレティコ・マドリードへ期限付き移籍。
ディエゴ・シメオネ監督のもとで正守護神として急成長を遂げ、2013/14シーズンにはクラブとして18年ぶりとなるラ・リーガ優勝、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準優勝を経験した。
2014年にチェルシーへ復帰後も正ゴールキーパーの座を確保し、プレミアリーグを2度制覇。名実ともに世界屈指の守護神としての評価を確立する。
2018年夏には3500万ユーロ(約59億円)の移籍金でレアル・マドリードへ移籍。すぐに信頼を勝ち取り、現在も不動の守護神としてゴールマウスに立ち続けている。
ただし、近年は怪我にも苦しんでいる。
2023/24シーズン開幕前に左膝前十字靭帯断裂し、シーズン終盤に復帰したものの、リーグ戦の出場はわずか4試合にとどまった。
それでも復帰後は長い手足を活かした驚異的なセービングで衰えを感じさせないパフォーマンスを披露しており、その存在価値を改めて示している。
時に不用意な発言で批判を浴びることもあるが、クラブ内でも上位に位置する高額年俸は、盤石の守備体制を築く上で欠かせない守護神への評価の表れだ。
今季は、再び欧州の頂点を狙う白い巨人の最後の砦として期待がかかる。