UEFAヨーロッパリーグ（欧州EL）リーグフェーズ第2節、セルティック対ブラガの試合が現地時間2日に行われる予定だ。この試合でセルティックに所属する27歳の日本代表FW前田大然がレギュラーから外されるかもしれない。ブレンダン・ロジャーズ監督がその決断を下す可能性があると、スコットランドメディア『67ヘイルヘイル』が2日に報じている。

前田大然、ブラガ戦では先発起用されない？

　前田は昨季、公式戦51試合に出場して33得点12アシストを記録し、セルティック年間最優秀選手や得点王に輝いた。今季もそのような活躍が期待されているが、現時点では公式戦11試合で2得点2アシストにとどまっている。その一方で今夏の移籍期間終盤にセビージャから加入したナイジェリア代表FWケレチ・イヘアナチョは徐々にチームに馴染んでおり、プレー時間を伸ばしつつあった。

　同様に新加入のチュニジア代表FWセバスティアン・トゥネクティも左ウインガーとして存在感を放っている。

　それを踏まえ、同メディアは「ロジャーズ監督がスタメン選考で大きな決断を下す可能性がある」とし、「前田は昨シーズンのような輝きをまだ見せられていない。昨季は33ゴールを挙げ、チームにとって不可欠な存在だったが、今季ここまでわずか2得点にとどまっている。彼の代名詞であるハイプレスの迫力も薄れつつあり、トゥネクティやイヘアナチョが先発起用され始めたことで、その不調はさらに際立っている」と伝えた。不動のレギュラーである前田に試練が訪れるかもしれない。

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