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サッカー日本代表、10月のベストメンバー&フォーメーション。とくに大事なブラジル戦。最新序列は?

text by 編集部 photo by Getty Images

 日本サッカー協会(JFA)は2日、10月のキリンチャレンジカップ2025に臨むサッカー日本代表の最新メンバーを発表した。森保一監督率いるチームは、10日にパラグアイ代表、14日にブラジル代表と対戦する予定だ。

サッカー日本代表の最新序列は?

アメリカ代表戦に臨んだサッカー日本代表
【写真:Getty Images】

 先月のアメリカ合衆国遠征を未勝利で終えた日本代表にとって、今シリーズもFIFAワールドカップ26に向けた重要なテストの場となる。とくに、14日に控えるブラジル代表との一戦は、真価が問われるだろう。

 おそらく森保一監督も、サッカー王国との試合に現状の“ベスト”で臨むはず。では、そのメンバーは誰になるのだろうか。

 SBを主戦場とする選手が軒並み不在になっていることから、今シリーズも攻撃的な3-4-2-1がベースになると予想される。

 GKは鈴木彩艶で問題ないだろう。所属するパルマでは引き続き好調で、大迫敬介や早川友基につけ入る隙を与えていない。

 3バックは前回のW杯を戦った板倉滉と谷口彰悟に加え、フェイエノールトで好調な渡辺剛というセットか。今季から欧州挑戦を果たした鈴木淳之介も楽しみな存在だが、まだコペンハーゲンでまとまったプレータイムを確保できておらず、コンディション面で不安が残る。

 ダブルボランチは遠藤航が欠かせない。相方は佐野海舟と予想するが、リーズで輝く田中碧もスタメンに値する選手だ。このあたりの序列は、今シリーズの注目ポイントになるだろう。

 右WBは堂安律で間違いないだろう。一方の左WBは、三笘薫が不在となったため、中村敬斗が担うと予想される。ただ、守備を重視するのであれば、前田大然や相馬勇紀という選択肢も現実的だ。

 2シャドーは南野拓実と鎌田大地のコンビか。久保建英は今シリーズも招集されたが、先日のリーグ戦後に「休養」を示唆しており、状態に不安が残る。今回の2試合でそこまで長い時間プレーできないと考えていいのかもしれない。

 CFは上田綺世だ。アメリカ遠征でのパフォーマンス、そしてフェイエノールトでの爆発力を見ても、スタメンから外す理由は見当たらない。彼にアクシデントがあるようだと、かなり戦術的なダメージを負うはずだ。

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