日本サッカー協会（JFA）は2日、10日のパラグアイ代表戦と14日のブラジル代表戦に臨むサッカー日本代表のメンバーを発表した。チャンピオンシップ（イングランド2部）のクイーンズ・パーク・レンジャーズ（QPR）に所属するMF斉藤光毅が初招集となった。メンバー発表会見に出席した森保一監督が選出理由などを話している。

斉藤光毅が初招集

　斉藤はレンタル移籍を経て、8月にベルギーのロンメルSKからQPRへ完全移籍。イングランド2年目の今季はここまでリーグ戦5試合の出場で1ゴールをマークしている。年代別の代表経験はあったが、A代表選出は今回が初めてとなる。

　森保監督は「ワールドカップ出場を決めた後、メンバーを入れ替えて招集した中で、彼をリストアップしていました。招集してもおかしくないようなパフォーマンスを見せていましたが、怪我でそれができませんでした」と明かしている。

　さらに、斉藤について「QPRでレギュラーとしてプレーしている。プレミアリーグではないですが、主力としてチャンピオンシップで戦い続け、成長してくれれば、さらにサッカー日本代表の戦力になれるという期待があります」と話し、クラブでの活躍が評価された形だ。

　ついに初選出の斉藤は、南米の強豪2チームとの試合でどのようなプレーを見せてくれるのだろうか。

（取材、文・構成：編集部）

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