リオネル・メッシを筆頭に、数多くのスター選手が集い盛り上がりを見せているMLS(メジャー・リーグ・サッカー)。そんな同舞台では、複数の日本人選手も奮闘している。彼らは果たして、“世界の中心”とも言われるアメリカ合衆国でどれだけ稼いでいるのか。MLS日本人選手の年俸をランキング形式で紹介する。(年俸は「MLS Players Association」を参照[4/5ページ]
2位:高丘陽平(たかおか・ようへい)

【写真:Getty Images】
生年月日:1996年3月16日
所属:バンクーバー・ホワイトキャップスFC
年俸:75.6万ドル(約1.1億円)
2025年リーグ成績:31試合34失点
横浜FCでJリーグデビューを飾った高丘陽平は、サガン鳥栖を経て2020年に横浜F・マリノスに加入する。
2022シーズンにはリーグ最少タイとなる35失点に抑え、チームのJ1リーグ優勝に大きく貢献。自らもリーグベストイレブンに選出された。
続く2023年から活躍の場をバンクーバー・ホワイトキャップスFCに移した。
MLS挑戦1年目から正GKとしてゴールマウスを守っており、本稿執筆時点でリーグ通算100試合出場が間近に迫っている。
2023シーズンと2024シーズンはいずれもウェスタン・カンファレンスで中位フィニッシュだったが、今季は第34節終了時点でバンクーバー・ホワイトキャップスが首位を走っている。
この躍進の立役者の1人になっているのが高丘であり、多くのゴールが生まれる傾向にあるMLSにおいて31試合で34失点と堅守を支えている。
クリーンシート数はイースタンを含めた両リーグで最多となる13試合を記録しており、ベストイレブン級の活躍を披露している。