UEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)リーグフェーズ第2節、フェイエノールト対アストン・ヴィラの試合が現地時間2日に行われ、フェイエノールトが0-2で敗れた。オランダメディア『FCUpdate』は同日に、フェイエノールトに所属するサッカー日本代表FW上田綺世のゴールが認められなかったことに対するロビン・ファン・ペルシ監督の反応を伝えている。
上田綺世のゴールが認められず現地でも物議
【写真:Getty Images】
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前節は、ブラガに0-1で敗れたフェイエノールト。チームを率いるファン・ペルシ監督は、DF渡辺剛、MFセム・スタイン、上田らを先発に起用した。30分、コーナーキックの流れから、上田が強烈なヘディングシュートを放った。
完全にゴールラインを超えたかのように見えた一撃だったが、主審は直前にヴィラのDFマティ・キャッシュに対するファウルがあったと判断し、ゴールは幻となっている。同メディアは、「ロビン・ファン・ペルシ監督は、前半の誤審について審判から謝罪を受けたと指摘した」と述べた上で、指揮官の言葉を次のように伝えている。
「明らかに(上田の)ゴールが認められなかったことが試合に影響を与えた。あのような先制点は、チームにとって本当に大きな意味を持つ。審判に確認したところ、彼は『申し訳ない。フェイエノールトの選手がアストン・ヴィラの選手をブロックしたと思ったのだが、そうではなかった』と言ってくれた」
また、オランダメディア『VP』は、「上田のゴールが取り消されたことにより、フェイエノールトとクラブのファンは混乱している。指揮官も怒りを示したが、VARの介入はなかった。ファンもこの決定に激怒しているようだ」と、上田のゴールが認められなかったことに対する現地の反応を報じている。