スペイン・ラ・リーガは現地時間10月1日に、レアル・マドリードに所属するサッカーブラジル代表DFミリトンが9月度のラ・リーガEAスポーツ月間最優秀ゴール賞を受賞したことを発表した。
9月度のラ・リーガEAスポーツ月間最優秀ゴール賞を受賞したのはミリトン
【写真:Getty Images】
月間最優秀ゴールに選ばれたのは、9月20日に行われたリーガ第5節のレアル・マドリード対エスパニョールの試合で生まれたものだ。
試合開始からボールを保持してエスパニョールを押し込んでいたマドリーだが、なかなか決めきることができずにパスを回すだけの時間が続いた。そんな中で迎えた22分、ミリトンが流れを断ち切る強烈な一撃を決める。
ピッチ中央でボールを持ったMFフェデリコ・バルベルデは、横にいたミリトンへとパスを通した。バルベルデからボールを受け取ったミリトンは、細かいタッチで相手のプレスを回避し前を向くと、豪快に右足を振り抜く。ゴールからかなり距離のある位置から放たれたシュートは、GKマルコ・ドミトロヴィッチの伸ばした手を弾きネットに突き刺さっている。
リーガ公式サイトでは、「ミリトンがエスパニョール戦で決めたゴールが、ラ・リーガEA SPORTSの9月ベストゴールに選ばれた。ペナルティエリア外から放った強烈なシュートで、今月最高の瞬間の一つを演出している」と前置きし、「ミリトンはゴールから遠い位置でボールを受けた。相手DF2人をかわし、40ヤードの距離からシュートを放つと、カタルーニャ出身のゴールキーパーは防ぐことができなかった」と、ミリトンのスーパーゴールを振り返った。
また、「レアル・マドリードの背番号“3”は、キャリアで初めてラ・リーガEAスポーツ月間最優秀ゴール賞を受賞した。先月同賞を受賞したFCバルセロナのペドリに続く受賞となっている」と、ミリトンが同賞を初受賞したことを伝えている。