UEFAヨーロッパリーグ（欧州EL）リーグフェーズ第2節、フェイエノールト（オランダ）対アストン・ヴィラ（イングランド）の試合が現地時間2日に行われ、ヴィラが2-0で勝利した。この試合ではヴィラに所属するMFエミリアーノ・ブエンディアが先制ゴールを決めて、チームに勝利をもたらしている。

上手すぎるコントロールショット

【写真：Getty Images】

　前節のボローニャ（イタリア）戦を1-0で制して、EL白星スタートを切ったヴィラ。迎えた第2節でチームを率いるウナイ・エメリ監督は、DFエズリ・コンサ、MFジョン・マッギン、FWオリー・ワトキンスらを先発に起用した。なお、フェイエノールトに所属するサッカー日本代表FW上田綺世、DF渡辺剛はスタメン出場を果たしている。

　前半、フェイエノールトに何度かチャンスを作られてしまったヴィラだったが、GKマルコ・ビゾットを中心にうまく乗り切ることに成功した。スコアレスで試合を折り返すと、61分にブエンディアが芸術的なコントロールショットで先制ゴールを決める。

　ヴィラは、ピッチ中央にいたFWモーガン・ロジャーズからMFブバカル・カマラへとボールをつなぎ、最終的にブエンディアへとパスが渡った。ボールを受け取ったブエンディアは、渡辺らフェイエノールトのDF陣に囲まれながらも、右足を振り抜きゴール左下隅に突き刺している。さらに、79分にはマッギンが追加点を決めて、2-0でフェイエノールトに勝利した。

　次節は24日に行われ、ヴィラはアウェイでゴー・アヘッド・イーグルス（オランダ）と対戦する。