サッカー選手の評価基準には様々あるが、その中でも「市場価値」は選手の実力やポテンシャルを示す重要な指標である。そこで今回は、現在行われているFIFA U-20ワールドカップ(W杯)で戦うU-20サッカー日本代表選手たちの市場価値をランキング形式で紹介する。※成績、市場価値は3日時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠[3/5ページ]
3位:市原吏音(いちはら・りおん)

【写真:Getty Images】
生年月日:2005年7月7日
市場価値:55万ユーロ(約9400万円)
所属クラブ:RB大宮アルディージャ
今季リーグ成績:24試合1得点1アシスト
3位にランクインしたのは、RB大宮アルディージャの大黒柱である市原吏音だ。
そんな市原の市場価値は、推定55万ユーロ(約9400万円)とされており、J2リーグの20歳以下の選手で一番高い金額となっている。
その市原は大宮一筋で育ち、2023年には2種登録ながらリーグ戦17試合に出場した。
その翌年、トップチームに昇格するとリーグ戦31試合出場し、CBながら4得点を記録。J2復帰に貢献し、J3ベストイレブンにも選出された。
また、今季も安定してピッチに立ち、24試合に出場している。
そんな大宮の守備の主軸である市原は、U-20日本代表でもDFリーダーとして絶対的な存在だ。
2024年9月に行われたAFCU-20アジアカップ予選からキャプテンを務めている。
その市原は、現在行われているFIFA U-20ワールドカップ(W杯)でも守備の中心として2試合連続スタメン出場し、クリーンシート勝利を継続中だ。
また2試合連続でPK沈め、守備だけでなく得点でもチームを支える“リーダー”の活躍ぶりを見せた。
グループステージ突破を決めているU-20日本代表のキャプテンである市原は、チームを最後尾から鼓舞し、初の優勝へ導くことができるのか。
市原のゴール数にも注目しながら期待したい。