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最高額は誰だ!? サッカーU-20日本代表、最新メンバー市場価値ランキング1〜5位。W杯を戦う逸材たち

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 サッカー選手の評価基準には様々あるが、その中でも「市場価値」は選手の実力やポテンシャルを示す重要な指標である。そこで今回は、現在行われているFIFA U-20ワールドカップ(W杯)で戦うU-20サッカー日本代表選手たちの市場価値をランキング形式で紹介する。※成績、市場価値は3日時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠[5/5ページ]

1位:小杉啓太(こすぎ・けいた)

小杉啓太
【写真:Getty Images】

生年月日:2006年3月18日
市場価値:400万ユーロ(約6.8億円)
所属クラブ:ユールゴーデンIF(スウェーデン)
今季リーグ成績:24試合0得点3アシスト

 U-20日本代表市場価値ランキング堂々の1位に輝いたのは、圧倒的な金額を誇る小杉啓太だ。

 そんな小杉の市場価値は、推定400万ユーロ(約6.8億円)と同世代の選手と大きく差をつけた金額となっている。

 また、所属するユールゴーデンIF内で1位、スウェーデンリーグ内でも2位と欧州でも引けを取らない評価を受けている。

 その小杉は、異例なケースでプロデビューを果たす。

 それは、6年間アカデミーで育った湘南ベルマーレのトップチームに昇格せず、スウェーデンのユールゴーデンに移籍したことだ。

 当然、プロとしての経験がない小杉は加入1年目の前半は試合に絡むことができなかった。

 それでも、リーグ戦21節でのスタメンを機に、最終節までスタメンの座を明け渡さなかった。

 今季もその活躍ぶりは健在で、リーグ戦第4節の途中出場と同第25節の累積での出場停止以外全試合スタメン出場を果たしている。

 そんな小杉は、各世代別の日本代表においても相当な信頼を得ている。

 実際、2023年6月に行われたAFCU-17アジアカップとその後の11月に行われたFIFAU-17ワールドカップ(W杯)で全試合キャプテンとしてスタメン出場している。

 また、先月行われたAFCU-23アジアカップでも第2戦と第3戦で19歳にも関わらず、キャプテンを務めた。

 そして、現在行われているFIFAU-20W杯も2試合連続フル出場している。

 欧州5大リーグからも関心が寄せられている小杉は、現在A代表で手薄となっている左SBで、日本サッカー界の次世代を担う存在になる日はそう遠くはないかもしれない。

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【了】

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