サッカー選手の評価基準には様々あるが、その中でも「市場価値」は選手の実力やポテンシャルを示す重要な指標である。そこで今回は、現在行われているFIFA U-20ワールドカップ(W杯)で戦うU-20サッカー日本代表選手たちの市場価値をランキング形式で紹介する。※成績、市場価値は3日時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠[5/5ページ]
6位:横山夢樹(よこやま・ゆめき)

【写真:Getty Images】
生年月日:2005年9月23日
市場価値:27.5万ユーロ約4700万円)
所属クラブ:FC今治
今季リーグ成績:19試合5得点3アシスト
6位にランクインしたのは、FC今治で才能を発揮している横山夢樹だ。
東京の名門である帝京高校出身の横山は、サッカー一家で育った。
父は横浜FCやジェフユナイテッド市原(現ジェフユナイテッド千葉)でプレーした横山博敏、兄は現在ヘンク(ベルギー)でプレーしている横山歩夢と、サッカー選手にとって最高の環境で育った。
そんな横山は、2024年にJ3リーグのFC今治に加入。プロ1年目から29試合に出場し、6得点5アシストを記録するなど、高卒とは思わせない結果を残した。
そして、今季は怪我の影響でリーグ序盤戦はピッチに立つことができなかったが、復帰すると徐々にコンディションを上げ、ここまで19試合5得点3アシストをマークしている。
一方で、U-20日本代表では横山本来の結果を残せていない状況にある。
そもそも、U-20日本代表内で自分の地位を確立できておらず、出場時間を確保できていない。
そのため、得点やアシストを残すことができていない。
ただ、そんな横山だがFIFA U-20ワールドカップ(W杯)第2戦のチリ戦で、出場からわずか3分でゴール。見事なミドルシュートでネットを揺らし、勝利に貢献した。
そんな横山の市場価値は、推定27.5万ユーロ(約4700万円)とされている。
今治加入直後は、推定1万ユーロ(約170万円)だったが、クラブでの活躍もあってたった半年で、20万ユーロ(約3400万円)まで上昇。そしてさらに金額を伸ばし、今の市場価値となっている。
わずか20歳でクラブの中心選手であり、国際大会でも結果を残す横山の伸びしろは計り知れない。
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