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2026年北中米W杯の公式試合球は「TRIONDA(トリオンダ)」。「私たちがこれまでに作った中で最も視覚的に遊び心のある」

text by 編集部 photo by ©adidas

 アディダス ジャパンは10月3日、2026年6月11日から7月19日にかけてカナダ、メキシコ、アメリカの3ヵ国で開催されるFIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会で使用される公式試合球が『TRIONDA(トリオンダ)』であると発表した。4日より全国の取扱店にて順次一般発売される。

アディダスからFIFAワールドカップ 2026公式試合球が登場

FIFAワールドカップ2026公式試合球『TRIONDA(トリ
オンダ)』

【写真:©adidas】

 ボール名のトリオンダは「TRI(トリ)」が開催国である3ヵ国を、「ONDA(オンダ)」がスペイン語で波を意味し、開催国を中心に世界に広がる喜びと高揚感の「波」を表現しているという。

 ボールのカラーは、カナダ、メキシコ、アメリカの3ヵ国開催に合わせて、各国の国旗を象徴するような赤・緑・青を採用。赤部分がカナダを示すカエデの葉、緑部分がメキシコを示す鷲、青部分がアメリカを示す星というようにそれぞれデザインされている。  

 表面形状は過去最小枚数・同一形状の4枚パネルで構成されており、流れるようなパネルシェイプは商品名にも採用されている「ONDA(波)」を表現している。

 なお、2022年のカタールW杯と同様に、ボールの正確な位置や動き、接触の有無を判別するチップが内蔵される。前回大会はボールの中央に埋め込まれていたが、今大会はボールを構成する4枚のパネルのうち1枚に搭載されるという。

 他の3枚にはカウンターバランスを追加し、ボールのバランスや飛行安定性の維持をサポートする。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の迅速なオフサイド判定やハンドの確認などに役立てられるということだ。

 アディダス フットボール部門 ゼネラルマネージャーのサム・ハンディ氏は「エンボス加工のテクスチャ、重層的なグラフィック、そして大胆な色使いが、ボールを瞬時に際立たせ、手にした瞬間に生き生きとしたデザインを生み出しています。これは、私たちがこれまでに作った中で最も視覚的に遊び心のあるFIFAワールドカップ公式試合球です」と完成したボールに自信をみせている。

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【了】

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