ベルギー・プロ・リーグ第10節、KAAヘント対シャルルロワSCの試合が現地時間3日に行われ、ヘントが2-1で勝利した。この試合に先発出場したヘントに所属するMF伊藤敦樹は、リーグ戦2試合連続となるゴールを決めて、チームの勝利に大きく貢献している。
伊藤敦樹が鮮やかな一撃で先制点をもたらす
【写真:Getty Images】
ヘントがホームにシャルルロワを迎えた一戦。0-0で迎えた9分に、伊藤がスコアを動かす。左サイドで攻撃を組み立てていたヘントは、サイドライン際から中央にいたMFマタイアス・ドゥロルジュへとボールが渡った。
ペナルティエリア手前でパスを受けたマタイアス・ドゥロルジュは、伊藤へとスルーパスを送る。すると、伊藤は左サイドから中央にドリブルで切り込むと、豪快に右足を振り抜きネットを揺らした。
ニアへと狙い澄ました一撃は、対峙した相手DFの股下を抜いており、シャルルロワGKマーティン・デラヴァレの反応も完全に遅れてしまっていた。伊藤の技ありシュートで先制したヘントだが、28分に同点とされてしまう。しかし、71分に、オムリ・ガンデルマンが勝ち越しゴールを決めて、2-1でヘントがシャルルロワに勝利した。
勝利したヘントは、10試合を消化し、5勝2分3敗(勝ち点17)で暫定3位につけている。次節は、代表ウィーク明けの19日に行われ、ヘントはアウェイで7位のSVズルテ・ワレヘムと対戦する予定だ。