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フォーカス 2か月前

予想以上!? スタートダッシュに成功した“意外な”欧州クラブ5選。リーグをかき回しているのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 欧州では2025/26シーズンが幕を開けてから約2カ月が経過した。マンチェスター・ユナイテッドのような不調に悩まされる名門もある一方で、予想を大きく上回るペースで勝ち点を稼いでいるクラブもある。今回は、今シーズンのダークホース候補をピックアップして紹介する。※成績は10月5日時点のもの[1/5ページ]

ボーンマス(イングランド)

ボーンマスFWアントワーヌ・セメンヨ
【写真:Getty Images】

監督:アンドニ・イラオラ
25/26リーグ戦成績:7試合4勝2分1敗(4位)

 今夏に最も戦力を引き抜かれたクラブの1つがボーンマスだ。

 戦力的なマイナスは最終ラインに集中しており、ミロシュ・ケルケズ(→リヴァプール)、ディーン・ハイセン(→レアル・マドリード)、イリヤ・ザバルニー(パリ・サンジェルマン)、ケパ・アリサバラガ(→チェルシーにローンバックしてからアーセナル移籍)の4名が新たな活躍の場を求めた。

 従来のクラブであれば、最終ラインにこれだけのマイナスがあれば崩壊するのが一般的だろう。

 しかし、アンドニ・イラオラ監督のチームは守備陣の不安を感じさせないパフォーマンスを披露。第7節終了時点で4勝2分1敗の4位と上位争いを演じている。

 特に開幕から際立った活躍を披露しているのがアントワーヌ・セメンヨだ。

 ここまで6得点3アシストを記録しており、馬力のあるドリブルと豪快なフィニッシュは誰にも手がつけられない状態となっている。

 イラオラ監督はセメンヨの覚醒を筆頭に、各選手の能力を引き出すことに定評がある。

 加入3季目を迎えたアレックス・スコットも飛躍的な成長をみせており、その間に大きく入れ替わった最終ラインの選手たちもプレミアリーグに適応。クラブ史上最多の勝ち点を更新した昨季を上回るペースで勝ち星を重ねている。

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