スコティッシュ・プレミアシップ第7節、セルティック対マザーウェルの試合が現地時間5日に行われ、セルティックが3-2で勝利した。この試合に先発出場したセルティックに所属するサッカー日本代表FW前田大然は、後半終了間際にチームを勝利に導くゴールを決めている。
前田大然が勝利に導く!
【写真:Getty Images】
セルティックがマザーウェルをホームに迎えた一戦。チームを率いるブレンダン・ロジャーズ監督は、DFキャメロン・カーター=ヴィッカース、日本代表MF旗手怜央、前田らを先発に起用した。
28分、相手のハンドでセルティックがPKを獲得する。これをFWケレチ・イヘアナチョが決めて、ホームチームが先制に成功した。しかし、40分、FWアポストロス・スタマテロプロスに同点ゴールを決められてしまう。
迎えた56分、ペナルティエリア内でDFマルセロ・サラッキがマザーウェルのFWタワンダ・マスワヒーセイを倒してしまい、PKを与えてしまった。これを、スタマテロプロスが冷静に沈めて、セルティックが1点を追いかける展開に。しかし、直後の69分、相手GKのパスをカットしたFWベンジャミン・ニグレンがゴールを決めて、ホームチームが試合を振り出しに戻している。
同点のまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、前田がセルティックに勝ち点「3」をもたらす決勝点を決めた。FWミシェル=アンジェ・バリクウィシャのクロスに対して、勢いよく頭から飛び込んだ前田が合わせてネットを揺らしている。
その後スコアは動かず、セルティックが3-2で勝利した。次節は、代表ウィーク明けの18日に行われ、セルティックはアウェイでダンディーFCと対戦する予定だ。