スペイン・ラ・リーガ第8節、レアル・マドリード対ビジャレアルの試合が現地時間4日に行われ、マドリーが3-1で勝利した。ビジャレアルMFサンティ・コメサーニャが試合後に、審判の判定がマドリー寄りだったと苦言を呈している。英メディア『TRIBUNA』が5日に報じた。
マドリー寄りの贔屓判定?
【写真:Getty Images】
マドリーが1点リードして迎えた69分、ペナルティエリア内でコメサーニャがヴィニシウスを倒してしまい、マドリーにPKが与えられる。これをヴィニシウスが自ら決めて、マドリーがリードを2点に広げた。また、77分には、DFサンティアゴ・モウリーニョがヴィニシウスを倒してしまったことで、2枚目のイエローカードを受けて退場処分となっている。
試合後、コメサーニャは、「1-0で試合が進んでいたから、PKは私たちにとって非常に痛手だった。ヴィニシウスを見れば分かるだろう。彼は両足でジャンプしていたのに」と、PKが与えられたシーンについて、マドリーに有利な判定だったと不満を示していたという。
また、モウリーニョが退場した場面については、「その後の退場劇も見なければいけない。モウリーニョは前に立っただけだ。それだけで2枚目のイエローカードを提示された」と前置きし、「ベルナベウで勝つのは難しい。このようなことが起きてしまうとなおさらだ」と、コメサーニャは言葉を続けている。
スペインメディア『Superdeporte』は5日に、「マドリーは審判の助けを借りて勝利した」と述べた上で、「まず、ヴィニシウスがスイマーのようにダイブするという、恥ずべき方法でPKを獲得し2-0とした。主審はマドリード出身だ。彼は、サンティアゴ・モウリーニョのヴィニシウスに対するファウルについて、退場というあまりにも厳しい処分を下した。ブラジル代表選手は、相手にレッドカードを出させる方法を知っている。またしても大げさな行動をとったのだ」と、マドリー寄りの判定が多かった試合だと振り返っている。