サッカー日本代表は6日、千葉県千葉市のJFA夢フィールドで代表活動をスタートさせた。この日は国内組の6選手と早朝に日本に帰国したばかりの一部選手たちが調整。前日に試合があった早川友基を除く国内組はグラウンドで調整。田中碧もグラウンドに姿を見せ、キックの感覚を確認していた。
サッカー日本代表が始動へ!
前日に板倉滉の、この日には遠藤航の代表不参加が発表された。要となる選手たちを欠いた状態で、パラグアイ代表戦、ブラジル代表戦に臨むことになる。
一方で、谷口彰悟はアキレス腱の怪我から復帰し、約1年ぶりにメンバーに名を連ねた。また、田中碧も3月以来となる代表復帰を果たしている。
この日は少ないメンバーだったこともあり、基礎的なメニューのみで練習は終わった。フィールドプレーヤーは長友佑都、望月ヘンリー海輝、相馬勇紀、安藤智哉の4人のみだったが、そこに長谷部誠コーチと前田遼一コーチが加わり、名波浩コーチの指示の下で精力的に身体を動かした。
コンディショニングメインの練習とあって、選手やコーチ陣からは笑顔も見られた。名波コーチからは「遼一だけパスが死んでるぞ」と、愛のある檄が飛ぶ一幕もあった。
代表初選手の斉藤光毅や、鈴木彩艶らは室内でトレーニングを行った。7日早朝までには全選手が到着する予定で、8日からは2連戦に向けて本格的な準備が始まる予定だ。
(取材・文:加藤健一)
