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すごい稼ぎ!? エールディビジ日本人、高額年俸ランキング1〜5位。トップに立ったのは?

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 日本人サッカー選手の海外挑戦は、欧州5大リーグだけではない。オランダは人口2000万人に満たない国ながら、サッカーの強豪国として知られ、1部リーグ・エールディビジは、多くの有力選手を輩出してきた。今回は、同リーグでプレーする日本人選手の最新年俸をランキング形式で紹介する。※年俸は『Capology』、各スタッツは『transfermarkt』を参照。データは10月3日時点。[3/5ページ]

3位:上田綺世(うえだ・あやせ)

フェイエノールトに所属するサッカー日本代表FW上田綺世
【写真:Getty Images】

生年月日:1998年8月28日
推定年俸:78万ユーロ(約1億3260万円)
所属クラブ:フェイエノールト
25/26リーグ戦成績:8試合8ゴール0アシスト

 上田綺世は、フェイエノールトで推定78万ユーロ(約1億3260万円)の年俸を受け取っており、エールディビジの日本人選手として3位の高額サラリーとなっている。

 上田は2022年夏に鹿島アントラーズからベルギーのサークル・ブルッヘに加入すると、公式戦42試合で23ゴールを記録して評価を高め、1年後に移籍金800万ユーロ(約13億6000万円)でフェイエノールトに引き抜かれた。

 しかし、フェイエノールト加入後はポジション争いに苦労した。

 2022年から在籍していたメキシコ代表のサンティアゴ・ヒメネスが2023/24シーズンのリーグ戦開幕から9試合で13ゴールという驚異的な得点力を見せていたため、上田は控え扱いだった。

 今年1月にそのヒメネスがACミランへ移籍したことで、上田の出場が増えるはずだったが、2024/25シーズンはケガに悩まされ、リーグ戦21試合出場で7ゴールにとどまっている。

 それでも今シーズンは開幕から絶好調で、第8節終了時点で8ゴールを記録。リーグの得点ランクトップを快走中だ。

 フェイエノールトのロビン・ファン・ペルシ監督は、オランダメディア『FR12』で「今は本当に絶頂期のパフォーマンス。毎週フィットしていて幸せそうで、自分の強みを存分に発揮している」と称賛していた。

 チームの大エースとなった上田の給料は、フェイエノールトの平均年俸85.8万ユーロ(約1億4586万円)を下回っている。

 他クラブからの引き抜きに抗うためにも、クラブは契約更新に動くことが予想される。

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