日本サッカー協会(JFA)は6日、キリンチャレンジカップ2025に臨む日本代表から、主将を務める32歳の遠藤航が離脱すると発表した。それは守備陣を中心に怪我人が多発しているリバプールにとっても大きな痛手だと、英メディア『リバプール・オフサイド』が6日に報じている。
遠藤航も離脱。リバプールは痛手
遠藤は今季、ほとんどの試合で先発出場の機会を得ることができていない。現地時間4日に行われたプレミアリーグ第7節のチェルシー戦でもベンチスタートで、1-1で迎えた86分にアレクシス・マック・アリスターとの交代で途中出場を果たした。その後、後半アディショナルタイムに失点し、リバプールは1-2の敗戦を喫している。
リバプールは敗れただけでなく、試合中に遠藤が怪我を負ったことで、重要な戦力を一人失うことになった。
連覇を目指すリバプールは、第7節を終えた時点で2位につけているが、実際には満身創痍の状態で戦っている。ジョヴァンニ・レオーニが前十字靭帯断裂のため長期離脱しており、アリソンも筋肉系トラブルで11月までの離脱が見込まれていた。さらに、イブラヒマ・コナテも太ももに違和感を覚えて途中交代している。
同メディアは遠藤について「怪我人の数は少ないものの、守備陣が多く含まれる負傷者リストに加わる可能性がある」とし、「現時点でリバプールのセンターバックの控えはジョー・ゴメスのみで、もし遠藤が離脱となれば、守備的MFの代役も不在となる。もっとも、アルネ・スロット監督は選手を本来のポジションにとらわれず起用する傾向がある。ソボスライ・ドミニクを右サイドバック、ライアン・フラーフェンベルフをセンター寄りの守備的ポジションで起用するなど、柔軟な戦術対応を見せていた」と伝え、臨機応変に動かざるを得ない状況であることを明かしている。
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