ウズベキスタン・サッカー協会は6日、同協会の公式Xを通じて、ファビオ・カンナヴァーロが、ウズベキスタン代表監督に就任したことを正式発表した。カンナヴァーロはすでに、コーチングスタッフと共に同国の首都タシュケントに到着し、代表トレーニング施設を訪れている。
カンナヴァーロがウズベキスタン代表監督に就任!
また、アシスタントコーチには、ベネヴェント、ウディネーゼ、クロアチアのディナモ・ザグレブでカンナヴァーロの右腕として活動してきたフランチェスコ・トロイーゼ、フィジカルコーチには、元日本代表監督アルベルト・ザッケローニの下で指導経験のあるエウジェニオ・アルバレッラ、そしてGKコーチには、元ユヴェントスのGKであり、サンプドリアやSPAL、イタリア代表ユース年代でGKコーチを務めたアントニオ・キメンティが就任することも併せて発表された。
52歳のカンナヴァーロは元イタリア代表DFで、世界屈指のセンターバックの一人と評される。1992年にナポリでプロデビューし、パルマ、インテル、ユヴェントス、レアル・マドリードなどの名門クラブで活躍。2006年にはイタリア代表の主将としてワールドカップ優勝に貢献し、その年のバロンドールとFIFA最優秀選手賞を受賞した。引退後は中国の広州恒大、サウジアラビアのアル・ナスル、中国代表、ベネヴェント、ウディネーゼ、ディナモ・ザグレブなどで監督を歴任。今回、2026年ワールドカップの出場権をすでに獲得しているウズベキスタン代表を指揮することとなった。
