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サッカー日本代表MF藤田譲瑠チマ「改善している最中」。アメリカ遠征は「個人的にも、チームとしても悔しい」

text by 編集部 photo by 加藤健一

 サッカー日本代表は、キリンチャレンジカップ2025(国際親善試合)で、10日にパラグアイ代表、14日にはブラジル代表と対戦する。始動2日目に取材に応じたMF藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ)が、9月のアメリカ遠征に触れつつ、南米勢との対戦に向けて、意気込みなどを語った。

藤田譲瑠はアメリカ戦の悔しさをぶつける

笑顔の藤田譲瑠チマ
【写真:加藤健一】

 パラグアイ代表とブラジル代表とのテストマッチは「すごい良い相手だと思いますし、チームとしてしっかり結果を求めたい」とコメントした藤田。

 そんな23歳のMFは、9月10日のアメリカ戦で先発したものの、森保ジャパンは0-2の敗戦。チームとして機能不全に陥っていたものの、藤田も中盤で自身の良さを発揮できなかった。「前回は個人的にも、チームとしても悔しい遠征になった」と振り返り、「修正してやりたいと思う」と改善を誓った。

 そして、アメリカ戦で得た課題に早速クラブで取り組んでいるという。「攻撃の部分は、もらう意識だったりは強くなりましたし、自チームでも自分のところからチャンスを作ることも何回かできている。改善している最中ですけど、良くなったと思う」と手ごたえを口にした。

 今回は同じポジションでキャプテン務めるMF遠藤航(リヴァプール)が不在。再びチャンスが与えられる可能性も高いパリ五輪の主将は、南米勢相手に存在感を示すことができるのか、注目される。

(取材:加藤健一、文:編集部)

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【了】

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