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「昇給が含まれるかは不明だが」鎌田大地、C・パレスと新契約交渉へ。恩師の進退も判断材料に「重要な要素だ」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

 29歳の日本代表MF鎌田大地は現在、クリスタル・パレスの最高給与選手だ。同クラブはチームの中心選手と見なしており、長期的にチームに留めるための新契約を用意しているようだ。交渉がまとまれば、さらに契約期間が伸びるだけではなく、より収入も増える可能性があると、英メディア『スポーツモール』が7日に報じている。

鎌田大地、来季以降もクリスタル・パレスに残るのか?

鎌田大地
【写真:Getty Images】

 鎌田は2017年6月にサガン鳥栖からアイントラハト・フランクフルトへ完全移籍し、その翌年にはシント=トロイデンVVへのレンタル移籍を経験した。2019年7月にフランクフルトへ復帰して以降は主力に定着し、2021/22シーズンにはUEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)優勝に貢献。2023年8月には契約満了に伴い、さらなるステップアップを目指して移籍先を探した。

 そして、最有力だったミラン移籍が破談に終わり、急遽ラツィオへ加入。約1年間プレーした後、契約更新に向けた交渉で条件が合わず、最終的に延長オプションを行使せずにフリーエージェントになる道を選んだ。その後、フランクフルト時代の恩師オリヴァー・グラスナー監督が率いるC・パレスに加入。今季は公式戦9試合で1アシストを記録している。

 鎌田の週給は10万5000ポンド(約2100万円)で、C・パレスの中で最も高い。次点はイングランド代表GKディーン・ヘンダーソンの10万ポンド(約2000万円)だ。同メディアによると「新契約に昇給が含まれるかは不明だが、クラブは複数の主力選手との長期契約締結を進めている」という。それと同時に、グラスナー監督との契約延長交渉にも動いているようだ。

 グラスナー監督の進退は、鎌田がチームに残留するかどうかを決める判断材料の一つになるだろう。同メディアは「グラスナー監督の契約延長は、鎌田の残留にとっても重要な要素とみられている。両者はフランクフルト時代から強い信頼関係で結ばれており、C・パレスの将来に向けたチーム作りの中核を担う存在となっている」と伝えている。

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【了】

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