ラ・リーガのFCバルセロナは、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードを今季終了後もチームに残すことを望んでいるが、設定された3000万ユーロ(約51億円)の買取条項を行使する意向はないという。スペインメディア『SPORT』が7日に伝えた。
ラッシュフォード、新たな契約条件を模索か?
今夏にマンチェスター・ユナイテッドからレンタル移籍したラッシュフォードは、今季の公式戦ですでに3ゴールと5アシストをマーク。5日に行われたセビージャ戦では1-4と敗れたものの、一矢報いるゴールを決め、リーガ初得点を記録した。大方の予想を良い意味で裏切る活躍を見せているラッシュフォードに対し、『SPORT』は、買取条項を行使する意向はないが、新たな契約条件を模索することになると報じている。
バルセロナは、マンチェスター・Uとの値引き交渉や、再レンタルの合意などを検討。ラッシュフォードのバルセロナでのプレーに好印象を抱いており、クラブ首脳陣は新たな契約条件のもとでの継続を現実的な選択肢と見なしているという。両クラブ間の交渉は、今後数週間で選手のパフォーマンスやユナイテッド側の姿勢次第で本格化する可能性がある。バルセロナは、財政的に持続可能な形で戦力を強化することを最優先としているようだ。今後の契約交渉の行方に注目が集まる。
