U20ワールドカップは7日、決勝トーナメント1回戦が行われ、メキシコが開催国チリを4-1で破り、ベスト8進出を決めた。スペインとブラジルが同居する“死の組”グループCを、1勝2分の2位で突破したメキシコがベスト16でも躍動。18歳のウーゴ・カンベロスが途中出場から2ゴールを挙げ、勝利に大きく貢献している。
U20メキシコ代表がベスト8進出!
今大会のメキシコ代表は、“飛び級”世代の活躍が顕著だ。口火を切ったのは、すでにA代表を経験している16歳の新星FWヒルベルト・モラ。26分にゴールを叩き込み、チームを先制に導いた。67分には、中央からイケル・フィンブレスが強烈なミドルシュートを突き刺し、リードを2点に広げる。
さらに、76分からピッチに立ったカンベロスが80分と86分に連続得点を奪い、チリの反撃を1点に抑えて4-1の快勝を収めた。
“飛び級”世代の躍動で、2017年大会以来となるベスト8に駒を進めたメキシコは、準々決勝でアルゼンチン対ナイジェリアの勝者と対戦する。
