ミランが7日、2年前の2023年10月7日、セリエAのジェノア戦で急遽GKを務めたFWオリヴィエ・ジルーの勇敢なセーブの動画を再投稿した。「ゴールマウスに立つストライカー? そんな選手はジルーだけだ!」と当時のプレーを振り返っている。
ミランが“守護神”ジルーのスーパーセーブを再投稿!
23/24シーズン第8節のジェノア戦。87分にクリスチャン・プルシックが先制点を挙げ、ミランが1点をリードしたまま、試合はアディショナルタイムに突入する。しかし、8分を過ぎたところでアクシデントが生じる。GKマイク・メニャンが退場となり、すでに交代枠を使い切っていたミランは、オリヴィエ・ジルーがGKを務めることとなった。
メニャンのユニフォームを着用したジルーは、本職GKにも劣らないスーパーセーブを披露。相手の攻撃に、勇ましい飛び出しで、ゴールを死守してみせた。試合はそのまま1-0でタイムアップ。ミランがプルシックのゴールを守り抜き、激闘を制している。
ジルーは試合後のインタビューで「子どもの頃、GKをするのが好きだった。だから自分がGKを引き受けることにしたんだ。チームで一番背が高かったこともある。(マリック・)チャウもいるが、守備の競り合いに必要だったから」とGKを急遽務めた理由を明かすと、「あのセーブをしたときは特別な感情を味わったよ。まるでゴールを決めたかのようだった!」と自身の好守を振り返っている。
