サッカー日本代表は8日、千葉県千葉市のJFA夢フィールドで、10日のパラグアイ代表戦に向けてのトレーニングを実施した。合宿3日目となったこの日は、板倉滉（アヤックス）の負傷で、追加招集という形でチームに合流した橋岡大樹（スラヴィア・プラハ）が、取材に応じ、今回の活動への意気込みを語った。

橋岡大樹が語る決意

　昨年11月以来の招集となった橋岡は「追加招集という形ですけど、このチャンスを絶対に掴みたい」と決意を語る。

　森保ジャパンは、DFラインで負傷者が続出。4バックと3バックに関わらず、最終ラインの様々なポジションでプレーができる24歳は、「複数のポジションができるのは、チームにとってプラスだと思います。『どこでもやれ』って言われた時に、自分のタスクを全うできるような選手も必要。今はそこをできるようにしたいと思います」とコメント。

　続けて「チームで3バック、4バックもやっていて、ウイングバックや左右のセンターバックなど、いろんなところをやってきました。ポジションによってやる内容も変わってきますが、自分に与えられている部分は変わらないと思うので、求められるところをしっかり表現するのが、一番大切なのかなと思います」と語った。

　今季加入したスラヴィア・プラハでは、UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）の舞台に立ち、インテルなどの世界レベルのアタッカーと対戦した橋岡。10日のパラグアイ戦に加え、14日のブラジル代表では、チャンスが訪れるのか、注目だ。

（取材：加藤健一、文：編集部）

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