日本女子サッカープロサッカーの最高峰・WEリーグが開幕し、今季で5年目。現在は12チームでタイトルの行方を争っており、年々規模を拡大している。彼女たちの躍進を支えているのが、各スポンサー企業だ。今回はユニフォームスポンサーとして各クラブに資金を投じる会社を、売上高順にランキング形式で紹介する。※売上高は各企業の決算を参照。ユニフォームに複数の企業が名を連ねる場合は、最も売上が高い会社をピックアップする[3/5ページ]
8位:SMBC日興証券(INAC神戸レオネッサ)
売上:4,953億円(2025年3月期)
純利益:767億
大手証券会社のSMBC日興証券は、INAC神戸レオネッサのユニフォームスポンサーを務めている。
Jリーグでは川崎フロンターレのオフィシャルトップパートナーも務める同社は、女子サッカーの強豪に対しても資金を投じている。
2025年3月期の決算で4,953億円、純利益767億円の経済規模を誇る大企業がスポンサーのひとつに名を連ねるのは、チームとして心強い。
また、INAC神戸を運営していたアイナックフットボールクラブ株式会社の全株式譲渡が2024年2月に発表され、現在は大栄環境株式会社がオーナーとなっている。
大栄環境も堅調な成長を続ける企業であり、2025年3月期の決算では801億円の売上を報告している。
また、直近5年間では右肩上がりの収益を記録しており、同社公式サイトによれば、純利益も同様に2022年3月期の88億円から143億円と大きく増加している。
後ろ盾となる健全企業のパワーが、WEリーグ初代チャンピオンを支えている。
以降は優勝こそ逃しているものの、3季連続で2位に入っており、2023/24シーズンは皇后杯も獲得した。成績面も立派だ。
今季は4シーズンぶりのリーグ制覇に向け、順調なスタートを切った。
9試合を終えた段階で暫定2位。首位に立つ日テレ・東京ヴェルディベレーザは1試合多いが、それでも勝ち点「22」で並んでいる。
昨季はWEリーグ クラシエカップも準優勝に終わり、脱・シルバーコレクターを目指す上でも今シーズンはリーグタイトルが欲しいところだ。
その際にも、スポンサーの存在はありがたい。
