日本女子サッカープロサッカーの最高峰・WEリーグが開幕し、今季で5年目。現在は12チームでタイトルの行方を争っており、年々規模を拡大している。彼女たちの躍進を支えているのが、各スポンサー企業だ。今回はユニフォームスポンサーとして各クラブに資金を投じる会社を、売上高順にランキング形式で紹介する。※売上高は各企業の決算を参照。ユニフォームに複数の企業が名を連ねる場合は、最も売上が高い会社をピックアップする[5/5ページ]
1位:三菱重工業(三菱重工浦和レッズレディース)
売上:5兆271億円(2025年度)
純利益:2,454億円
今回のランキングにおいて規格外の数字を誇るのが、三菱重工浦和レッズレディースのスポンサーを務める三菱重工業だ。
売上は2位以下を3兆円以上引き離す5兆271億円(2025年度)。その上で純利益も2,454億円計上しており、大資本の経営基盤を見せつける結果となった。
浦和レッズの前身である三菱重工業サッカー部が1950年に設立され、その関係が今日も続いている。
浦和レッズの下部組織として2005年に活動が始まった浦和レッズレディースは、WEリーグ参入にあたり2021年3月にチーム名を現行の「三菱重工浦和レッズレディース」に改称した。
今日に至るまでリーグ屈指の強豪として君臨しており、2022/23シーズンからは連覇も達成した。
ここまでの4年間で最低順位が3位、WEリーグ クラシエカップ並びに皇后杯も制覇しており、圧倒的な成績をおさめている。
現在所属する選手の顔ぶれを見ても、非常に豪華なラインナップだ。
カメルーン女子代表のエスタ・マイ・キス、なでしこジャパンの高橋はな、元なでしこの安藤梢らスター選手が名を連ねる。
こうしたチームの基盤は、堅調なスケールを続けるスポンサーの資金力も一役買っているはずだ。
9月30日、三菱重工は2026年3月期の決算見通しに関して、純利益を2,300億円と見込んでいる。2025年度からはやや減少するが、それでも規格外の利益である。
今後も浦和レッズLにポジティブな影響が続くかもしれない。
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