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「W杯メンバー入りは出場機会が不可欠」田中碧に最大の試練!?離脱中に中盤が固定「当面入れ替わる気配はない」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

 リーズ・ユナイテッドに所属する27歳の日本代表MF田中碧に試練が訪れている。昨季までチームの主力として活躍していたが、怪我を境にプレー時間が激減した。2026年のワールドカップ出場を目指し、状況を変えるための移籍もあり得る。クラブは同選手の引き留めに苦労する可能性があると、英メディア『チームトーク』が8日に報じた。

田中碧、昨季の主力からベンチ要員に

田中碧
【写真:Getty Images】

 田中は昨季、当時2部のリーズを昇格と優勝へ導く活躍を見せている。プレミアリーグ初挑戦となった今季の開幕戦(エバートンに1-0勝利)では、各国の主要メディアがマン・オブザ・マッチ(MOM)に選出するほど、絶大な存在感を放っていた。続くアーセナル戦でも先発起用されたが、相手との接触で足を痛め、58分までプレーしたが途中交代している。

 その後、田中はMCL(内側側副靱帯)の負傷により、第3節のニューカッスル・ユナイテッド戦を欠場。幸いにも代表ウィークに突入したことで、この1試合の欠場だけにとどまった。

 しかし、復帰以降は1度も先発起用されていない。田中が戦列を離れている間に中盤は、ショーン・ロングスタッフ、アントン・シュタッハ、イーサン・アンパドゥの3人に固定された。それを踏まえ、同メディアは「この3人は、当面入れ替わる気配がない。もし誰かが負傷すればチャンスは巡ってくるが、田中のフィジカルがプレミアリーグの基準に達しているかどうか疑問視する声もある。控えにはイリア・グルエフも控えており、競争は激しい。どちらの選手も、代表チームでのW杯メンバー入りを狙うにはクラブでの出場機会が不可欠だ。状況が改善しなければ、今後数カ月でダニエル・ファルケ監督に直接訴える可能性もある」とし、来年1月に移籍する可能性もあると伝えている。

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【了】

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