J1リーグの川崎フロンターレは8日、2025JリーグYBCルヴァンカップ準決勝1stレグで柏レイソルと対戦し、3-1の勝利を収めた。川崎に所属する31歳のDFファンウェルメスケルケン際が瞬き厳禁の強烈なミドルシュートを叩き込み、チームの勝利に貢献している。

川崎フロンターレが先勝

　先制点が生まれたのは10分。山本悠樹のシュートが山田雄士の足に当たり、そのままゴールへ吸い込まれる。続く23分には、圧巻の一撃が決まる。相手のクリアボールを拾ったファンウェルメスケルケンはトラップが長くなるも、右足を振り抜き、鋭いボールがゴールに突き刺さった。

　絶妙なコースへのミドルシュートを柏GK小島亨介も防ぐことができなかった。62分に失点した川崎は、85分に伊藤達哉が追加点を奪い、3-1で勝利している。

　2ndレグは、12日に柏のホームで行われる。果たして、川崎はこのアドバンテージを活かし、決勝戦へ駒を進めることができるのだろうか。