2025JリーグYBCルヴァンカップ準決勝第1戦が行われ、柏レイソルは川崎フロンターレに1-3で敗れた。最後尾から戦況を見守った小島亨介は試合後、冷静に敗因を分析している。2点のビハインドを背負って迎える第2戦では、ホームでサポーターの声援を力に変え、決勝進出を目指す構えだ。(取材・文:石田達也)
「それに尽きると思います」

【写真:Getty Images】
柏レイソルにとって痛い敗戦となった。
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週末のリーグ戦から両チームとも中3日で迎えた、2025JリーグYBCルヴァンカップ(ルヴァン杯)準決勝第1戦がUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われ、柏レイソルは川崎フロンターレに1-3で敗れた。
「まだ終わってないので、それに尽きると思います。まずは次の90分、自分たちの力を出すことに注力したいと思っています」
GK小島亨介は試合後に力強く、そう言った。
柏と川崎は直近の9月28日のリーグ第32節で顔を合わせたばかり。その試合では4-4の壮絶な打ち合いで引き分けに終わった。
またシーズン序盤の第2節でも1-1のドロー。大会は違えど白黒の決着をつけ、第2戦への勢いを生むためにも勝ちたい試合でもあった。
試合が動いたのは10分。川崎はディフェンスラインからロングフィードを送ると、小島が判断良く前に出てヘディングで処理。だが、そのセカンドボールを回収したMF山本悠樹が右足を力強く振り抜く。
シュートブロックにいったMF山田雄士の足に当たりドライブ回転がかかったボールは軌道を変えながらゴール方向へ。小島がジャンプし左手を伸ばすも、ボールはゴールネットに吸い込まれていった。