サッカー日本代表に選出されたセルティックに所属する27歳の日本代表FW前田大然が、10日に行われるパラグアイ戦と14日のブラジル戦を欠場する可能性が浮上した。怪我の懸念は、同クラブにとっても不安材料であり、長期離脱は避けたいところだと、スコットランドメディア『セルティック・アーヒアー』が9日に報じている。
前田大然、パラグアイ戦は欠場濃厚か
前田は昨季、スコットランドPFA年間最優秀選手賞に輝くほどの活躍を見せた。しかし、今季は公式戦13試合で3得点2アシストであり、昨年ほどの勢いはない。それでも現地時間5日に行われた前節のマザーウェル戦では、2-2で迎えた後半アディショナルタイムに劇的なヘディングシュートを決めてチームの勝利に貢献している。
約1週間後にリーグ戦が再開した後、セルティックはダンディーFC(アウェー)、シュトルム・グラーツ(ホーム)、ハーツ(アウェー)と対戦する過密な7日間のスケジュールを控えているため、前田の力が必要だ。
そんな中、日本代表に招集された前田が足の張りを理由に全体練習を欠席しており、フィットネス不安が浮上している。現時点で詳細は明らかにされていないが、同メディアは「症状が悪化すれば、セルティックにも影響が及ぶかもしれない」とし、「彼の症状が軽いことを願っている。というのも、重要な試合が立て続けに控えているからだ。マザーウェル戦で決めた劇的な決勝点は、彼の今季の復調のきっかけになり得るものであり、今このタイミングで彼を失うのは大きな痛手だ」と危惧している。
【関連記事】
サッカー日本代表、パラグアイ戦のキックオフ時間や放送予定は?
パラグアイ戦に出るのは? サッカー日本代表、予想スタメン全選手紹介&フォーメーション
なぜ選ばれない!? サッカー日本代表に呼びたかった選手10人。メンバー外の理由とは
【了】
