サッカー日本代表は10日、パナソニックスタジアム吹田で行われた国際親善試合でパラグアイ代表と対戦し、2−2の引き分けに終わった。この試合では、フェイエノールトに所属する日本代表FW上田綺世が後半終了間際にチームを救う劇的同点ゴールを決めている。
チームを救った一撃!
【写真:Getty Images】
南米の強豪パラグアイをホームに迎えた日本。試合序盤は何度か日本がチャンスを作る場面があったものの、先にスコアを動かしたのはアウェイチームだった。
20分、FWミゲル・アルミロンが絶妙なトラップからGK鈴木彩艶の股を抜くシュートで、先制ゴールを記録している。しかし、直後の26分、日本はFW小川航基が同点ゴールを決めて試合を振り出しに戻した。
迎えた64分、MFディエゴ・ゴメスが右サイドからのクロスに頭で合わせて、パラグアイが勝ち越しゴールを記録する。そのまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、所属クラブで8戦8発と絶好調の上田が同点ゴールを決めた。
右サイドでこぼれ球を回収したMF伊東純也がゴール前にクロスを送る。ニアサイドのDF瀬古歩夢はボールに触れることができなかったものの、ファーサイドにいた上田が相手DFのマークをうまく振り切り、ダイビングヘッドで合わせてネットを揺らした。
そのまま試合は終了し、パラグアイとの一戦は2-2の引き分けに終わっている。次の試合は14日に行われ、日本はホームにブラジル代表を迎える予定だ。