サッカー日本代表は10日、国際親善試合でパラグアイ代表と対戦し、2-2のドローに終わった。2度のリードを許したものの、後半アディショナルタイム(AT)に追いつき、同点で終了した。最後にゴールを決めたFW上田綺世はオランダでの好調を維持し、次のブラジル代表戦へ向けて手応えを感じているようだ。
上田綺世が感じた手応え
20分にミゲル・アルミロンのゴールで先制されるも、26分に小川航基が強烈な一撃で同点弾を叩き込む。1-1で折り返すと、64分にパラグアイ代表が再び勝ち越す。このまま試合終了かと思われた後半AT4分に上田が得点を奪う。伊東純也の右からのクロスボールにファーサイドで上田が頭で合わせて、劇的ドロー決着となった。
フェイエノールトに所属する上田は今季のエールディヴィジで8試合に出場し、8ゴールと絶好調。そして、今回の試合では途中出場からわずか5分後に得点を決めてみせた。上田は試合後に「噛み合ってるなというのはもちろんありますし、今日はボールが来ましたけど、来ない時は来ないし、今は運も含めて良い状態なのかなと思います」と話している。
また、コンディションが良い状態の中で、「得点感覚というか、嗅覚として分かるというのは、もちろん自分の状態が良い部分でもあると思いますし、逆にうまくいかない時とか、そういうところで僕は積み重ねたことが今、結果になっていると思います」とコメントした。
パラグアイ代表戦で結果を残した上田は、14日に行われるブラジル代表戦で勝利に貢献できるだろうか。
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