サッカー選手の評価基準には様々あるが、その中でも「市場価値」は選手の実力やポテンシャルを示す重要な指標である。そこで今回は、10月の国際親善試合に臨むサッカー日本代表選手たち(発表当時のメンバー)の市場価値をランキング形式で紹介する。※成績、市場価値は10日時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。[2/5ページ]
4位:鈴木彩艶(すずき・ざいおん)
生年月日:2002年8月21日(23歳)
所属クラブ:パルマ(イタリア)
25/26リーグ戦成績:6試合7失点
日本代表通算成績:20試合12失点
市場価値:2000万ユーロ(約34億円)
4位にランクインしたのは、キーパー大国イタリアで知名度を上げている鈴木彩艶だ。
昨夏、シント=トロイデンからパルマに移籍した鈴木は、1年目からリーグ戦全試合(累積による出場停止を除く)に出場した。
今季も公式戦全試合に出場中で、9月25日行われたコッパ・イタリア2回戦ではPK戦までもつれたが、1人目をセーブし勝利に大きく貢献した。
その鈴木は、日本代表でも主力GKとして活躍している。FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選において8試合連続出場を果たし、わずか2失点のみに抑えて世界最速のW杯出場に貢献した。
そんな鈴木の現時点(2025年6月)の市場価値は、推定2000万ユーロ(約34億円)とされており、クラブ内で1番高い金額となっている。
また、シント=トロイデン在籍時(2024年6月時点)は250万ユーロ(約4.3億円)だったが、たった1年で現在の金額まで上昇していることを考えると、イタリアでの鈴木の評価がとても高いことがわかる。
まだ、23歳と将来が楽しみな鈴木はどこまで成長してくれるのか。
そして、日本から世界を代表するGKになってくれるのか期待したいところだ。
