サッカー選手の評価基準には様々あるが、その中でも「市場価値」は選手の実力やポテンシャルを示す重要な指標である。そこで今回は、10月の国際親善試合に臨むサッカー日本代表選手たち(発表当時のメンバー)の市場価値をランキング形式で紹介する。※成績、市場価値は10日時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。[4/5ページ]
2位:堂安律(どうあん・りつ)
生年月日:1998年6月16日(27歳)
所属クラブ:フランクフルト(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:6試合2得点3アシスト
日本代表通算成績:59試合10得点9アシスト
市場価値:2500万ユーロ(約43億円)
2位にランクインしたのは、今夏フランクフルトに移籍した堂安律だ。
フライブルクから、昨季リーグ戦3位だったフランクフルトに活躍の場を移した堂安は、今季ここまで公式戦全試合スタメン出場中。すでに4得点4アシストをマークしている。
そのうちの、1アシストはプロキャリア初出場となるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第1節のガラタサライ戦で残した。
新天地で早速結果を残している堂安の現在の市場価値は、推定2500万ユーロ(約43億円)と全日本人選手と所属クラブともに3番目の金額とされている。
2023/2024シーズンの終盤から得点やアシストが増え始めた堂安の市場価値はその結果に比例し、2024年3月から金額が上昇。1500万ユーロ(約26億円)だったものが、現時点の額まで膨れ上がった。
そんな堂安は、日本代表で絶対的主力選手であるものの、同じポジションを務める久保建英や伊東純也ほど数字的な結果を残せていない。
実際、昨年9月に行われたFIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選第1戦、中国代表戦でのアシスト以来結果がついてきていない。
一昨日行われたパラグアイ戦でも、スタートから試合に出場するもゴール前で活躍する場面が少なく、またしてもゴールやアシストを記録することが出来なかった。
しかし、その堂安はFIFAワールドカップ(W杯)前回大会では強豪ドイツとスペイン相手に同点ゴールを決めており、重要な場面での貢献度はだれよりも長けている。
14日に行われるブラジル代表戦では、1年3カ月ぶりの日本代表でのゴールを期待したい。
