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フォーカス 2か月前

最高額は誰だ!? サッカー日本代表、最新メンバー市場価値ランキング6~10位。トップ10に入ったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images,Shinya Tanaka

 サッカー選手の評価基準には様々あるが、その中でも「市場価値」は選手の実力やポテンシャルを示す重要な指標である。そこで今回は、10月の国際親善試合に臨むサッカー日本代表選手たち(発表当時のメンバー)の市場価値をランキング形式で紹介する。※成績、市場価値は10日時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。[2/5ページ]

9位:上田綺世(うえだ・あやせ)

上田綺世
【写真:Getty Images】

生年月日:1998年8月28日(27歳)
所属クラブ:フェイエノールト(オランダ)
25/26リーグ戦成績:8試合8得点0アシスト
日本代表通算成績:33試合15得点2アシスト
市場価値:1000万ユーロ(約17億円)

 9位にランクインしたのは、現在サッカー日本代表メンバーで最も調子のいい上田綺世だ。

 その上田の市場価値は、10月2日に更新され、推定1000万ユーロ(約17億円)まで上昇している。前回の5月時点から200万ユーロ(約3.4億円)アップしている。

 自身最高金額を更新した上田は、今季3年目となったフェイエノールトでリーグ戦8試合8得点をマーク。エールディヴィジの得点ランキングで単独首位に立っている。

 すでに昨季の得点数を超えている上田が、ここまで好調な理由は、2月に監督として就任した元オランダ代表FWのロビン・ファン・ペルシの存在が大きいだろう。

 また、同じ日本人である渡辺剛の加入も大きい。それについて同監督は米メディア『ESPN』のインタビューでこうコメントを残した。

「上田にとって、それはまるでご褒美のようなものだ。二人の連係は本当に素晴らしい。上田がプレーに自信を持てている理由の一つでもあるだろう。」(本サイトから抜粋)

 そんな上田は、一昨日行われたパラグアイ戦でベンチスタートとなったが、1-2で迎えた89分にピッチに投入された。

 すると、わずか5分後の94分に、身体ごと投げたダイビングヘッドでゴール。現在最も波に乗っている男が土壇場でゴールネットを揺らした。

 今季覚醒中の上田は、14日に行われるブラジル代表相手にもゴールを奪い勝利に貢献することが出来れば、さらに知名度も上がり、オランダだけでなく欧州5大リーグから注目されてもおかしくない存在へと進化していくだろう。

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